生活版画に取り組む
版画の作品づくりも近年、ずいぶん変わった。
一版多色刷り、あるいは版画をベースにいろいろ彩色して描き加える作品など。
題材も、ファンタジーな創作へと流れている。
しかし、版画は、本来、黒と白の世界のもの。描きたいものを黒と白で、端的に表現する強さが版画の魅力だ。そして、その強さに見合う題材はやはり生きた人間のくらしだ。私はそう思っている。
子どもたちの生きた暮らしを版画の題材に、ということにこだわって、今年も三年生の子どもたちと取り組んだ。
結果は指導力不足で、不十分だが、一つ指導記録として報告したい。